金融計算
現在の低金利状態や今後の雇用状況の悪化を考えれば、基本的な金融商品の仕組みや金利の効果について理解していること、すなわち金融計算ができることは、今の社会を生き残るための必須知識でしょう。そのために簡単で使いやすい金融電卓を手にすることは、サバイバルツールを手にいれることと同じです。
かんたん金融計算講座で、金融計算の基礎から応用まで学ぶことができます。単に知識を学ぶだけでなく、受講後はrpn金融電卓を使って自分で計算できるようになります。
金融計算でよく使う機能が一つに
お金を借りる側のローン、お金を貸す側の定期預金や債券など、お金を借りる側・貸す側どちらに立ったとしても、どの金融取引が自分にとって有利なのかを判断するための金融計算が必要です。
rpnマイスターパッケージのcashflowプログラムは、かんたん金融計算講座で使用した各種金融計算プログラムの中で利用頻度の高いものだけをピックアップしています。このcashflowプログラムは貨幣時間価値(複利計算)、通常アニュイティ(定期・積立計算)、債券(割引債・利付債)の金融計算をまとめたもので、具体的にはintrst-c、anuity-o、bond-dis、bond-intの各プログラムがcashflowプログラム一つになっています。
cashflowプログラムは、かんたん金融計算講座の受講を終了した人向けのプログラムです。
従って、かんたん金融計算講座でできることのサブセットということになりますが、日常生活やビジネスの場で使うのはcashflowプログラムが対応する計算がほとんどです。金融計算ごとにプログラムを使い分けるのではなく、オールインワンでやってしまうcashflowプログラムの方が便利なことが多いでしょう。
金融計算の例
cashflowの使い方はかんたん金融計算講座の各プログラムと同じです。例えば、以下のような問題に簡単に回答できます。
- 100万円を3%の定期に預け入れた場合、5年後にはいくらになっているでしょうか。
- 毎月1万を10年間積み立てて150万にするには金利を何%で運用すればいいでしょうか。
- 2000万円を3%の固定金利で借り入れたいが、35年間返し続けるとして毎月いくら返済することになるでしょうか。
- クーポン率が4%の3年物利付債があるとします。額面が10万円でしたが、発行価格が9万円だったとすると利回りはどれくらいでしょうか。
これら全てがcashflowプログラム一つで、カンタンに計算できます。
cashflowで使われる変数は、かんたん金融計算講座を参考にしてください。また、頻繁に使ういくつかの金融計算を1つのプログラムにまとめて、簡便に計算できるようにしたものがcashflowなので、金融計算のすべてに対応しているわけではありません。例えば、cashflowは通常アニュイティの計算をベースにしているため、積立預金の計算時には金利が若干高く計算されます。厳密に計算したい場合は積立預金を参考にしてください。
本講座で使用したプログラムは、rpnマイスターパッケージとして購入することができます。xypとnpdはrpnの姉妹ソフトウェアです。詳しくはプロダクトを参照ください。