はじめに
rpnは電卓ソフトなので数値計算が主な利用範囲になりますが、ビジネスで使用する際には意外に日付や曜日に関する計算が多いことに気付きます。
- 今日の日付や曜日をコマンドで知りたいんだけど…。
- 月齢との関連を調べたいんだけど…。
- 西暦と和暦の変換を簡単にやりたいんだけど…。
- 2つの日付間の経過日数を求めたいんだけど…。
- 500日後の契約満了日を知りたいんだけど…。
どれも数値計算とは異なるジャンルですが、利用頻度が高いものです。特にrpnはバッチ処理への利用が容易なので、さまざまな展開が効きそうです。
システム関連のプログラムも
また、バッチ処理を行なう際に必要となるプログラムも用意しました。
DOSに付属するコマンドでも同様なことができますが、ユーザの入力を必要としたり、不要な文字列が付いていたりして邪魔なことが多くあります。rpn版のプログラムは必要最低限の情報を出力することで、バッチ処理等に利用しやすくしています。
- 特定の数値をバッチ処理中に出力したんだけど…。
- 空ファイルを簡単に作りたいんだけど…。
- 他のプログラムの処理待ちをしたいんだけど…。
- rpnの出力を簡単に表計算に貼り付けたいんだけど…。
システムコマンド的な機能になりますが、rpnをバッチ処理に組み込むなど、積極的に使う際に重宝するプログラムを集めています。
ユーティリティーパッケージ同様、rpnの道具箱(ツールボックス)のようなものです。必要なときにツールを取り出して利用するイメージです。
package入門(カレンダー・システム編)はrpn基礎とrpn入門を読み終えた方を対象としています。package入門の講座内容は一見すると難しそうに思えますが、rpn入門を読めば簡単に理解できます。
本講座で使用したプログラムは、カレンダー・システムパッケージとして購入することができます。xypとnpdはrpnの姉妹ソフトウェアです。詳しくはプロダクトを参照ください。