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| オルタナティブな電卓の利用スタイル |

使いこなせてますか表計算。何かプラスαが欲しいと思いませんか。表計算を使わなくても楽に計算できるツールがあったらいいと思いませんか。

シンプルな計算ツール

パソコンで計算といえば表計算。操作はマウス中心で使いやすく、計算結果をグラフにしたり見栄えもいい。大概のことなら処理できます。その使いこなしは、ビジネスの教養課程のようなものですね。

でも、余計な機能も多いなぁと思ったことはありませんか。もっと、簡単にテキパキと計算したいだけなのに…。”手に馴染んだ電卓”のようにシンプルで計算することだけに特化したツールはないものでしょうか。

長く使い続ける心地よさ

パソコンの環境は大きく変化しています。表計算、ワープロ、データベース、OS…。新しいバージョンのたびに操作が変わったり、データや数式が使えなくなった経験があるはずです。なぜ、OSのバージョンが変わるたびに日頃使っているソフトもバージョンアップするコストが掛かるのか。

小さな電卓のプログラムくらい、ずっと使い続けられるものが欲しいとは思いませんか。安定した環境で長く使い続けるからこそ、ツールとして手に馴染み、安心できるわけです。

パソコン上の電卓の役割

パソコンで動作する電卓の役割を考え直すことは大切です。単に実物の電卓をグラフィカルにシミュレーションしても使いやすさでも便利さでも敵うわけがありません。

即興で計算できるのは当たり前として、入力ミスが少なく、計算結果を記録・再利用できるといった実物の電卓にない特長ももっていなければ意味がありません。

ユニークな座右の電卓

余計な機能をそぎ落とし、計算することだけに注力したパソコン上の電卓があれば、今までと違った世界が見えてきそうです。

大量のデータをものともせず計算し、複雑で一行ではかけないような式でも解釈して計算する。それでいて簡単に素早く計算でき、使えば使うほど手に馴染んでくるパソコン上の電卓…。

そんな電卓が「rpn」です。

rpnって何?

rpnはソフトウェアの逆ポーランド電卓です。逆ポーランド記法で書かれた数式を計算します。

本ウェブサイト製の逆ポーランド電卓を示すときは「rpn」とします。rpnは"Reverse Polish Notation"の略です。

ソフトウェアの小さな電卓

rpnは計算に必要な機能だけを装備したシンプルな電卓です。WindowsならDOSプロンプトで動作します。マウスは使わず、キーボードだけで操作します。グラフィカルさは一切ありません。

DOSプロンプト起動…
c:\>rpn

ソフトウェアとしては小さなサイズの電卓(25KB)ですが、長く使い続けることで手に馴染み、かゆいところに手が届く”あなたの電卓”になることでしょう。

30年間動作し続けるrpnに必要なものはOSだけ。DOS環境さえあればずっと使い続けられます。

対応OS:MS-DOS、Windows95/98/Me/NT/2000/XP/Vista/7(未確認)

他の電卓とどう違うの?

Windowsのアクセサリーにある”電卓”は普通の市販電卓の動きそっくりですが、rpnは普通の電卓とは異なる特徴を持っています。それは数式の書き順が学校で習ったものと逆になるということです。

逆に数式が並ぶ電卓

例えば、1+2を計算するとき、普通の電卓では、"1 + 2 ="とキーを押します。しかし、rpnが採用する逆ポーランド記法では、"1 2 +"になります。”1たす2”ではなく、”1に2をたす”と覚えます。

逆ポーランド記法では… 1 2 +

何か面倒そう…初めはみんなそう思うようです。でも、それは九九を覚えたり、自転車に乗れるようになるようなものです。

自転車だって、いったん乗り方を覚えたら今までと世界が変わって見えましたよね。rpnも同じです。

事実、rpnで採用している逆ポーランド記法はマイナーですが、慣れると普通の電卓よりも速く計算できることは通説です。使っている人こそ少ないですが、得られるものが大きい計算法なのです。

なぜ、実物の電卓を使わないの?

表示桁数の多い電卓、関数が充実している電卓。実物は確かに使いやすいです。持ち運びできますし、ボタンのしっかりした電卓などはクリック感で”計算している”と実感できたりもします。

でも、計算した結果は記憶するか、紙に手書き。そしてデータ入力です。その結果を次の計算に直接使うことはできませんし、ファイルに結果を保存することもできません。

データを転がす電卓

rpnで計算すると、答えをそのまま次のrpn計算に転用できます。まるで、データがrpnの間を転がっていくイメージです。

もちろん、計算結果をファイルとして保存しておけば何度も再利用できます。データを転がしながらスマートに計算できるのが、rpnです。

複雑な計算式や数式はどうするの?

"+-×÷"の簡単な組み合わせならよいのですが、複数の式が必要なものや、条件を伴うような複雑な計算式の場合はどうしたらよいのでしょうか。

プログラムできる電卓

rpnには四則演算のほかにも三角関数、べき乗、対数、三角関数、論理演算、スタック操作、レジスタ操作、配列操作といった機能を装備しています。

これらの機能を組み合わせてプログラムすることにより、どのような応用計算も可能になります。

必要十分な実用電卓

預貯金、積立、ローンといったファイナンシャル関係。度数分布、平均、標準偏差等の統計的な手法。そしてビジネスや投資など実用性の高い分野にも十分に対応できる汎用性を持っています。

rpnは表計算ほどの多機能さもなければグラフィカルさもありませんが、純粋な計算機としてのポテンシャルから広範囲のジャンルに利用できます。例えば、重回帰分析などの統計処理、株式取引・モダンポートフォリオなどの資産運用への適用など、数字さえあれば応用範囲はほぼ無限です。

警告コンピュータ上で動作する逆ポーランド電卓はrpnだけではありません。科学技術計算に使える高精度なもの、多機能なもの、複素数や虚数、行列を扱うものなどさまざまです。それらの機能が必須だと思う人にとってはrpnは向いていません。rpnが目指しているのは、あくまでシンプルな実用性重視の電卓です。